高校に行けなかったけど…高卒と認めてほしい

経済的な理由や、病気、人間関係の悩みなどのせいで、高校に進学できなかったり、中退したりした人が、「高卒の資格が欲しい」と思うことがあるでしょう。いったいどんなルートで高卒の資格をとることができるのでしょうか。

昔からあった定時制高校

定時制高校は、夜間に授業が行われる高校で、昔から働きながら学びたい人を受け入れてきました。多くの場合は、全日制の高校の教室を使って、夕方から夜にかけて一般の高校と同じようなスタイルで授業を行います。

先生やクラスメートとの交流があります。卒業までに4年かかるので、急いで資格が欲しい人にはあまり向かないでしょう。

自分らしく学べる通信制高校

書籍やネット、テレビなどを使って勉強し、レポートの提出と一定の日数のスクーリング(登校)によって単位を取得し、高卒資格を得るのが通信制高校です。登校の日数は学校によっていろいろあり、少なければ年に5日程度ですむところもあります。

コースの選択によっては、他の人とあまり関わらずに学習できます。

進学を目指すなら高等学校卒業程度認定試験

いわゆる「高認」と呼ばれる試験で、合格したら「高校を卒業した者と同等以上の学力がある」と見なされ、大学や短大などの受験資格が生まれます。「高校卒業」の資格が取れるわけではありませんが、自治体などでは就職の際は、高卒者と同等に扱われます。

高校に通学した経験があれば、そこで得た単位は認められて、試験は免除されます。1回で合格する必要はなく、少しずつ合格していってもいいのです。

高卒資格を取ってからの進路は?

就職の際には、一般の高校のように学校全体でのバックアップが期待できないこと、偏見をもつ経営者もいることが難点です。一般入試での進学には不利益はありません。

自分の性格や希望する進路を考えて、学校を選びましょう。

高校卒業資格は万一高校を卒業出来なかった場合でももらえます。卒業検定という試験に合格する事で高校を出たものと同程度として認めてもらえます。